温泉スケール対策

配管を詰まらすスケール

温泉スケールとは、

温泉には、様々な成分がイオン化して溶け込んでいるお湯がたくさんあります。その成分どおしが環境の変化で化合結合を始め結晶化、水から個体ができ付着もします。お湯によっては、温泉井戸のケーシング内で結晶化が始まるお湯もあれば、循環設備内で濃縮して結晶化するお湯もあります。そして結晶化のスピードも様々で温泉の成分とその量によって変化するものです。スケール化は、分析書の数値だけで判断するのも難しい場合もあります。

20 年間現場で体験した温泉スケール

今の技術の元になった体験は、和歌山市にある花山温泉で20年間、強力な温泉スケールと奮闘してきました。温泉が流れる所、全てが結晶化する。その結晶もさまざまで、真っ白なスケール、酸化して着色したスケール、そして淤泥。 温泉に従事していた20年間にボランティアで東は宮城県から西は、福岡県まで、直接現地でお手伝いや、間接的に、地元業者さんに電話などで技術の共有のお手伝いなどを行ってきました。今までお手伝いした現場は、順調な施設運営を行っておられます。

温泉施設でのスケール抑制の問題点

スケール抑制剤にも種類があります。今温泉でよく使われているのが、リン酸系の薬剤が多いように見受けられます。リン酸のほとんどが中国の山から採取されたものがほとんどで、多方面に使用されています。安価で多様性がある薬剤ですが、良い所以外欠点もたくさんあるのも事実です。長時間の効果に疑問、高温泉で使いづらい、外的要因で加水分解しやすい、環境の事を考えると、など

泉質に寄り添った薬剤の使用

水質によっては、リン酸が良いとされたり、リン酸では処理能力を超える泉質や、施設の仕組みに応じてポリアクリル酸ソーダを使用します。 また注入の場所などその泉質や施設の仕組みに応じて薬剤種と量などを決定して行きます。

自然に帰るスケール抑制剤

ポリアクリル酸ソーダ、自然に優しい水溶性で、温度の高い温泉でも問題なく効果を発揮します。また持続性にも優れている為、循環設備では少ない量の薬剤でも効果が出やすく、排水されると分散効果にて分解され無害化する環境に優しい薬剤と言えるでしょう。

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